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ITエンジニア新卒採用 最近話題のコーディングテストについて解説!

最近ITエンジニア採用で、コーディングテストを導入する企業が増えています。
今回は、コーディングテストの概要や、実際に導入している企業の事例をご紹介していきます。

コーディングテストの概要と導入のメリット

昨今のITエンジニア採用において、コーディングテストを導入している企業が増えています。
面接だけでは測りきれない技術面のチェックができるので、ミスマッチの防止に役立っています。

最近では、オンラインのコーディングテストツールを導入している企業もあります。
自動採点機能により定量的にスキルレベルを把握できるサービスもあり、次のようなメリットが生まれています。

・スキルチェックの脱属人化により、ミスマッチが防止できる
・現場エンジニアや採用担当者の工数が削減でき、候補者に自社の魅力を伝える、技術以外のマッチ度を測ることなどに時間を使える

オンラインのコーディングテストの場合、面接より前の段階でテストを受けてもらい、通過者にはテスト内容を踏まえた面接を行うことが多いです。

あの有名IT企業も?実際の導入事例を紹介

ここでは、メルカリとLINEの事例をご紹介していきます。

メルカリの採用フローは次の通りです*1。
【エントリー→書類選考→コーディングテスト・技術課題→面接】
テストではコンピューターサイエンスの基本的な知識を問う問題が出題されています*1。
オンラインで受験でき、候補者は案内から1週間以内の都合のつくタイミングで受けられます*1。

LINEの新卒採用の選考フローは次の通りです2*。
【エントリー→コーディングテスト→面接】
コーディングテストはオンラインで受験できます*2。
募集職種は、開発、インフラ、セキュリティ、機械学習、データサイエンティスト、データエンジニアと分かれており、職種によってテスト内容は異なります*2。
なおLINEは「 Re-Challenge制度」という、コーディングテストで不合格になっても次のタームで再挑戦できる制度を用意しています*2。

なお、ヤフーも採用試験にコーディングテストを課しています*3。
最近は有名IT企業だけではなく、日系の大手メーカーも導入を始めています。

外部ツールの導入も一つの手

今回は、コーディングテストについて解説してきましたが、いかがでしたか。
現在、コーディングテストを検討している企業も多いと思います。
自社で一からテストを用意、環境構築することもできますが、莫大なコストがかかります。
最近ではコーディングテストツールを提供している企業もあります。複数言語に対応していたり、予め用意されている設問の中から選択し簡単にテストを作成できたりするサービスもあるので、外部ツールの利用も検討してみてはいかがでしょうか。

参考サイト

*1 株式会社メルカリ mercari careers students
https://careers.mercari.com/jp/students/

*2 LINE株式会社 新卒採用2023
https://linecorp.com/ja/career/newgrads/engineering/flow

*3 PRTIMES「ヤフー株式会社が、エンジニア採用時におけるスキル見極めに『コーディング試験サービス track(トラック)』を導入開始」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000002454.html

この記事を書いた人ワタナベアスカ 大学卒業後、2015年に株式会社ジースタイラスに入社し、ITエンジニア採用支援を計100社以上担当。
現在はフリーライターとして就転職や採用関連の記事を中心に執筆している。
趣味は美味しいものを食べることと、奈良散歩。
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