エンジニア採用コラム

ITエンジニアの採用のコツなどコラムでご紹介

ITエンジニア新卒採用 初心者がアタックしやすい大学3校

※この記事はITエンジニア採用初心者向けです。



ITエンジニア採用初心者がアタックしやすい大学3校をご紹介します。ここでご紹介する3校は、情報系学生を採用し始めた企業や、各校での採用実績のない企業にも、門戸を比較的開いてくれる大学です。学内説明会も開催させてもらえるのではないかと思います。
※必ず開催できることをお約束するものではありません。各自の責任でお問い合わせください。

1.公立はこだて未来大学

・基本データ

公立はこだて未来大学は、システム情報学部で構成される単科大学です。2000年に開学したばかりの若い大学で、民間出身の先生が多いことが特徴です。大学が公開している情報によると、学部生(2014年3月卒業生)の進路先は、就職が71%、進学が20.2%。就職先の業種は情報サービス業が72.5%、就職先本社所在地は56.5%が首都圏です。学生に直接聞いたところによると、就職する学生の半分がエンジニアとして就職し、半分が民間企業の総合職や公務員等に就職しているそうです。大学の規模は、単科大学ゆえこじんまりとしています。同大学の平成27年度業務実績報告書によると、教員数は学部が66人、大学院の職員数は47人、学生数は学部が1070人、大学院が88人です。学科は二つに分かれ、5つのコースが用意されています。

・チームワーク×課題解決志向

公立はこだて未来大学の学生の特徴は2つです。①チームワークの行動様式が身についている、②課題解決志向がある、です。このような人材が多い理由は、大学三年次に学生全員が必修でとる「プロジェクト学習」にあります。プロジェクト学習とは、学科・コースを横断してプロジェクトチームを結成し、自分たちで課題を設定し、課題解決のために、企業の研究開発部門や地域の人々と連携しながら、一年をかけてモノづくり・システム作りを行うというプロジェクトです。学生の主体性なくしては成り立たないプロジェクトで、顧客とのやり取りやメンバーとの共同作業を通して、チームで課題解決をしていくプロセスを学びます。難しいながらも達成感や成長実感を得られるため、もっと技術力を高めたい!開発したい!という原動力になっており、これがはこだて未来大に開発意欲の高い学生が多い要因となっているのではないかと思います。(過去のプロジェクトテーマは同大学のHPに紹介されています。)

まとめると、公立はこだて未来大学の学生には、技術そのものをとことん極めたいというよりは、「課題解決のために、技術を手段として用いる」という傾向があります。ギークさよりは、協調性やチームワークを重んじる企業は、はこだて未来大はフィットするのではないかと思います。

・学生同士の繋がりが強い

はこだて未来大の学生は、他大学よりも、学生同士の繋がりが強いのも特徴です。一人採用すると、その学生から後輩を紹介してもらって、年々人づてで採用していくことも可能です。一般的な情報系の大学ですと、研究室は閉鎖的で、横の繋がりがないケースが多いですが、はこだて未来大の学生は、学年・研究室関係なく広く友人関係を築いています。その理由は、①前述したプロジェクト学習で学科を横断してチームをつくるため知り合いが増えること、②校舎がオープンな構造になっており、フリースペースなどで学生同士が知り合いやすいことが挙げられます。

・WEB系企業への就職実績がある

毎年WEB系企業に就職する学生が出ています。特に、高度ICTコースからは、クックパッド株式会社、株式会社LITALICO、株式会社LIFULL、ヤフー株式会社といった企業への就職実績があります。主流はやはりSI業界(日立製作所、富士通株式会社など)で、WEB系は少数ではあります。(企業名は同大学のHPより引用。)

高度ICTコースとは、優秀な成績や研究成果を残した学生を対象にした学部・大学院6年に及ぶ教育プログラムで、毎年5,6名の学生が参加しています。実社会で役立つ知識・スキルを身につけることを目的としており、函館市(行政)などの顧客に対し、課題発見・提案からシステム構築を行うため、顧客視点に立ったサービス開発スキルやPJMスキルなどを身につけることができます。過去には未踏事業の採択者も出ています。優秀な学生が多いため、企業としては夏のインターンシップに呼び込みたいところですが、ほとんどが大学経由で大手企業への長期インターンシップに決まるため、なかなか難しいです。高度ICTコースの学生には、秋以降にアプローチすることをお勧めします。

WEBデザイナーを求めている企業様は、情報デザインコースにアプローチすることをお勧めします。エンジニアとしてプログラムを学びながら、UIUXも勉強している学生がいるからです。上記で紹介したコース以外からもWEB系企業への就職実績があります。

2.会津大学

会津大学にはギークな学生がいます。学内トップクラスの学生は、技術力が高く、国内最大手のインターネットサービス事業会社や、大手ゲーム会社等、当社顧客の中でも採用要件が最も高い部類に入る企業に毎年内定しています。彼らは福島県内のIT企業で入学時からアルバイトをしていたり、授業外でアプリやWEBサービスを開発したりと、開発経験が豊富です。根っからの技術好きで、技術を極めたい!という志向の学生がいます。

会津大学は公立はこだて未来大学と同じ単科大学です。はこだて未来大の学生は道内出身者が多いですが、会津大学は関東圏等、県外出身の学生が多いのも特徴です。中学・高校からプログラムを勉強しており、会津大学が第一志望で入学した学生もいます。以下は会津大学の学生事例(当社会員)です。

学生例① 国際プロコンに参加 中学からプログラムに触れはじめ、工業高校情報学科に入学、国際大学対抗プログラミングコンテストに参加、個人でのゲーム開発経験やIT企業での長期インターンなど経験豊富。

学生例② 大手ゲーム会社に内定 中学生のころからゲーム作りたいと思い、工業高校情報技術科に入学。高校からプログラミング始める。個人でゲーム開発を始め、学祭で発表したり、企業でアルバイトし業務系アプリケーションの開発も経験。

3.九州工業大学

九州工業大学の学生の特徴は、「ハングリー」です。授業に飽き足らず、個人で開発をしている意欲的な学生がいます。九州大学に落ち、九州工業大学に入学した学生も多く、挫折をばねにして、学外の勉強会にも積極的に参加したり、コンテストやハッカソンに参加したりして技術力を高めている学生がいます。九州大学よりも九州工業大学の方が、授業外で個人で開発をしている学生が多い印象です。

九州工業大学で有名な開発サークルが、「P&D」です。ハッカソンに出場したり、自分たちでアプリを開発したりハッカソンを開催したりと、技術力の高い学生が集まっています。また、毎年WEB系企業に就職する学生が出ています。高専からの編入が多いのも同大学の特徴です。 以下は九工大の学生(当社会員)の事例です。

学生例① コーディングもデザインもできる人材 中学でゲームクリエイターに憧れ高専に入学。大学ではアプリ開発サークルに所属し、主にデザイナーとしてアプリ制作を行っていた。

学生例② 幅広い技術と開発経験あり 高専時は情報工学と制御系を学んだが、情報工学をもっと専門的に学びたいと大学・大学院に進学。インフラ構築やアプリデザインを幅広くこなし、ハッカソンやコンテストにも多数参加。

チームワークの公立はこだて未来大学、ギークな会津大学、ハングリーな九州工業大学。以上、簡単ではありますがエンジニア採用初心者がアタックしやすい3校をご紹介しました。

文責:株式会社ジースタイラス 三宮美帆

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