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コネヒトのCTOが語る! ITベンチャーが初めて取り組む新卒採用プロジェクト。新卒採用開始の背景と逆求人参加の理由

本日はコネヒト株式会社の執行役員兼CTOである伊藤翔さんにお話を伺いました。
コネヒトさんは2012年に設立したIT企業です。「人の生活になくてはならないものをつくる」というミッションのもと、「ママリ」や「家族ノート」など、家族の課題を解決するためのサービスを提供しています。これまでは、ソフトウェアエンジニアは中途入社が100%だったところ、2022年卒から新卒採用を開始しました。
今回は、新卒採用を始めた背景や、逆求人フェスティバルを利用した理由を伺いました。

会社設立から10年目で新卒採用を開始!コネヒトが新卒にかける想いとは?

― コネヒトさんは間もなく会社設立から10年ですよね。新卒採用はいつ始めたのでしょうか?

2022年卒からです。正確に言うと、創業まもない頃に大学生のインターンが業務を手伝ってくれていて、そのメンバーが入社してくれたんです。ですので、新卒を採用したことは以前もありましたが、本格的に新卒採用のプロジェクトを始めたのは2022年卒からになります。

― 本格的に新卒採用を始めた理由は何だったのでしょうか。

新卒採用の目的は2つあります。1つ目は、即戦力の中途人材と、ポテンシャルの新卒人材とのバランスを取っていきたいと思ったからです。 先ほど申し上げた通り、創業当初に新卒メンバーが入社しているんですが、その後はすべて中途で採用してきたんです。現状、ソフトウェアエンジニアは100%中途入社です。

中途採用は、特定のポジションが足りないという理由でピンポイントで採用することが多いんですが、新卒ってあらゆるポテンシャルを持っていて、大きく成長する可能性も高いと思っているんですね。即戦力人材とポテンシャル人材のバランスを取ることで、戦略実現のスピード担保や、次世代のコネヒトをリードする人材の担保につなげたいというのが1つ目の理由です。

2つ目の理由は、「想い」で駆け上がるタイプの人材を積極的に採用したいと思ったからです。コネヒトは家族の課題解決を軸としたサービスを展開していて、社会課題への熱量や使命感を大事にしているんですね。その気持ちって小さい頃や学生時代の原体験が重要な要素の一つだと思っていて。中途採用だと、そういう人はゼロではないんですが、なかなか出会いづらいと感じています。また、「想い」で駆け上がるタイプの新卒メンバーが入社すると、組織としてもいい刺激になると思っています。

2023年卒のソフトウェアエンジニア採用は、早期から勝負をかける

― 新卒ではどんな職種を募集していますか?

ビジネス職とソフトウェアエンジニア職です。ただ、2022年卒は採用活動のスタートが遅かったのもあり、ソフトウェアエンジニア職はマッチする人に巡り会えませんでした。2023年卒は開始時期を早めようと思って、今年の10月からジースタイラスさんの逆求人フェスティバルで採用活動を始めています。

― 2022年卒はスタートが遅かったとのことですが、いつ頃動き始めたのでしょうか。

説明会を始めたのが、今年の2月下旬〜3月上旬頃でした。学生の方々が、大学4年生、修士2年生になる直前の時期ですね。
あとで色んな方にソフトウェアエンジニア職志望の学生さんは大学3年生、修士1年生の夏・秋から動き始める方が多いと聞いたので、今回はよりマッチする学生さんに出会えればと思い、早めに動き出しています。

― 詳しくありがとうございます。
ちなみにソフトウェアエンジニアの場合、どんな方がコネヒトにマッチするのでしょうか。

コネヒトでは3つの採用像を掲げています。まずは、社会課題への熱量です。社会課題というと固いですが、世の中を良くすることに興味関心のある人がマッチすると思います。
2つ目は、仲間と協力しながら何かを成し遂げた経験がある方、その意義や面白さを身をもって経験している方がいいですね。
3つ目は、知的好奇心が強く、インターネットやプログラミングが大好きな方です。知的好奇心がエンジニアとしての成長に大きく寄与すると考えています。

― 知的好奇心が旺盛でプログラミング好きというと、学生時代に自らものづくりをしている学生が相性いいのでしょうか?

そうですね。ただ、新卒なので現状のスキルはそこまで要求していないですし、コネヒトが使っている技術を使ったことがなくても全く問題ありません。ただ、とにかくものづくりが好きな方、コードを書くことが好きな方が、相性がいいと思います。

早期からソフトウェアエンジニア学生に直接アプローチできる「逆求人フェスティバル」を採用!

― 今回、コネヒトさんは初めて逆求人フェスティバルに参加してくださいましたが、何をきっかけに当社を知っていただいたのでしょうか?

実は、前職で逆求人型イベントに参加したことがあって、ジースタイラスさんの存在は知っていたんです。当時は人事の方が主導で、私はエンジニアとしてサポーター的な立ち位置で参加していたので、面白いイベントだなぐらいに思っていました。

その後コネヒトに転職して、2022年卒から本格的に新卒採用を始めることになるんですが、その際はコネヒトから求人を出して、そこに応募してくれる方々にアプローチするという一般的な手法で採用活動をしていました。 ただ、ソフトウェアエンジニア職は先ほどお話したように開始時期が遅かったこともあり、うまくいかなかったので、開始時期に加え手法も変えた方がいいのではないかという話になりました。そんな時、前に逆求人型イベントに参加したな、面白い学生さんが多かったな、ということを思い出して。採用チームに「こういうイベントがあるけど試してみませんか?」と提案したのが逆求人フェスティバルを検討したきっかけです。

― そうだったのですね!ありがとうございます。
2023年卒の採用で、逆求人フェスティバル以外に利用しているサービスはありますか?

今はまず逆求人フェスティバルをメインで使ってみて、状況をみていこうと思っています。その後は状況に応じて、スカウト型の媒体を使おうかとチーム内で話しています。

コネヒト株式会社 「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」というビジョンステートメントの元、人生に大きな影響を与える「家族」に紐づく課題に向き合っている。
主軸事業であるママリを起点に、主に「育児の悩み」「家計の悩み」「不妊の悩み」「社会の意識」という4つの課題において、事業の創出や行政・自治体との連携、社会への提言など、様々な切り口でそれぞれの家族像が実現できる社会に向けた取り組みを進めている。

伊藤 翔さんプロフィール 慶應義塾大学卒業後、金融系SIerに入社。その後Web系の開発会社を経て、Supership株式会社に入社。 2017年に当時グループ会社であったコネヒトに出向し「ママリ」のバックエンド開発や「ママリプレミアム」の立ち上げを経験。その後、リードエンジニアや開発部部長を歴任し、2019年6月にCTOに就任。現在は、開発組織のマネジメントやConnehito Tech Visionの策定や推進を行い、開発組織を率いる。

この記事を書いた人ワタナベアスカ 大学卒業後、2015年に株式会社ジースタイラスに入社し、ITエンジニア採用支援を計100社以上担当。
現在はフリーライターとして就転職や採用関連の記事を中心に執筆している。
趣味は美味しいものを食べることと、奈良散歩。
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