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コネヒトのCTOが語る!新卒採用はじめたての企業が逆求人フェスティバルに参加して、率直に思ったこと

コネヒト株式会社の執行役員兼CTOである伊藤翔さんに、ITエンジニア逆求人フェスティバルに初めてご参加いただきました。新卒採用を始めたばかりの企業にとって、逆求人フェスティバルはどのように映ったのでしょうか。本日はその率直な感想を伺いました。

※ 前半はこちら

コネヒトCTOによる、逆求人フェスティバルの率直な感想

― 先日は逆求人フェスティバルにご参加いただき、ありがとうございます。CTOである伊藤さんは、採用や育成なども積極的に行っているのでしょうか?

私1人で全てやっているわけではないのですが、採用はコミットしてやっていますね。
組織規模も未だそこまで大きくないのでCTOといいつつ、いわゆるVPoE的な役割も担っていますが、エンジニア採用はトップがしっかりコミットしていくことが大切だと考えているので、時間を割いてやっています。
ちなみに今回の逆求人フェスティバルでは、私とエンジニアリングマネージャーの2名で参加しました。

― エンジニアの役職者の方々が直接参加していると、コネヒトさんが採用に力を入れていることが学生さんにも伝わりそうですね。
伊藤さんは前職時代に逆求人型イベントに参加したことがあるとのことでしたが、改めて今回逆求人フェスティバルに参加した感想をお聞かせください。

参加学生さん全員、優秀だなと思ったのが率直な感想ですね。自分の学生時代と比較すると、みなさんプログラミングのスキルも高いと思いますし、アウトプットのクオリティも高いなと、思いました。

― ありがとうございます。イベント当日は、コネヒトさんにマッチする方に出会えましたか?

そうですね。コネヒトと合いそうだなという方に何人か会えたので、今は継続的に連絡をとっている段階です。

― 学生の質に関して感想をいただきましたが、逆求人フェスティバルの仕組み面はいかがでしたか?

学生さん1人あたりの面談時間が25分なので、時間は足りないなとは思いました。参加学生さんのエントリーシート(以下、ES)は事前にいただいているので、アウトプットは予め確認できていたんですが、率直にもっと話をしたかったなと思いました。学生さんも緊張していたので、場が温まってきたタイミングで面談終了の時間になってしまいましたね。
とはいえ逆求人フェスティバルでは、1日で色んな学生さんに会いたい気持ちもあるので、難しい部分です。

面談時間の使い方は学生さんに「直接」聞く!期待値の確認がポイント

― 25分面談の最初の5分は学生さんからのプレゼン時間なので、コミュニケーションを取れるのは実質20分ですよね。

そうですね。ただ、20分のコミュニケーション時間で厳密に評価をしようというよりは、当社に興味を持ってくれる方を少しでも増やせるといいなというスタンスでやっています。その点、逆求人フェスティバルは1日で最大16名の学生さんと面談ができるので、いい機会だと思います。

― コネヒト流の面談時間の使い方を伺ってもよろしいですか?

最初の5分は学生さんからのプレゼンで、それが終わった後、コネヒトのことを知りたいか、学生さん自身のことを深堀りして欲しいか、を学生さんに直接聞いています。先日参加した時の要望は半々ぐらいでした。
コネヒトのことを知りたい学生さんには、簡易的な説明資料を使って3分ほどで会社の紹介をして、気になることや疑問点を質問してもらう時間にしています。
もっと自分のことを知って欲しいという要望の場合、アウトプットや目指すエンジニア像についてこちらから質問しつつ、その中でコネヒトとマッチするポイントがあればそのあたりを話すようにしています。

― どんな時間にしたいのかを直接聞くのは良いですね!面談の満足度も上がりそうです。

せっかく1on1で面談できるので、学生さんの期待値はちゃんと確認して学生さんにとって価値のある時間にしたいと思っています。

ESは事前に読みこみ、選考開始までの間は個別面談でフォロー

― 逆求人フェスティバル前はどんな準備をされましたか?

ESは読み込みましたね。逆求人フェスティバルに参加する学生さんは、アウトプットがたくさんある方が多いので、そこを中心に確認します。この学生さんは、こういうことが好きそうだなというメモを軽く残しておいて、当日に臨みました。

ちなみに、新卒は中途とは違う難しさがあると改めて感じました。 中途の場合は職務経歴があって、明確にスキルや経験が分かる一方、新卒だとアウトプットはありつつも、学生時代の経験からポテンシャルを想像するので、マッチするかどうかの意思決定の難易度が高いなと思いました。

― 詳しくありがとうございます。逆求人フェスティバルの後はどのような選考フローにしていますか?

選考は、逆求人フェスティバルで面談してから1ヶ月以内を目安に開始する予定です。日が空きすぎると、学生さんの熱量も下がってしまうと思うので、継続的に連絡をとりながら早めに出来ればと考えています。

今回お会いした学生さんのうち、コネヒトに興味をもっていただいた方にはコンタクトを取って、現場で開発をやっているエンジニアメンバーとの面談を組むようにしています。逆求人フェスティバル当日は、CTOである私とエンジニアリングマネージャーという役職者2名で参加したのですが、イベント後の面談では、もう少し若手のメンバーや最近入ってくれた人など、開発現場のリアルなところを知ってもらえればと思っています。

― 無事マッチングが生まれることを願っております。本日はありがとうございました!

コネヒト株式会社 「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」というビジョンステートメントの元、人生に大きな影響を与える「家族」に紐づく課題に向き合っている。
主軸事業であるママリを起点に、主に「育児の悩み」「家計の悩み」「不妊の悩み」「社会の意識」という4つの課題において、事業の創出や行政・自治体との連携、社会への提言など、様々な切り口でそれぞれの家族像が実現できる社会に向けた取り組みを進めている。

伊藤 翔さんプロフィール 慶應義塾大学卒業後、金融系SIerに入社。その後Web系の開発会社を経て、Supership株式会社に入社。 2017年に当時グループ会社であったコネヒトに出向し「ママリ」のバックエンド開発や「ママリプレミアム」の立ち上げを経験。その後、リードエンジニアや開発部部長を歴任し、2019年6月にCTOに就任。現在は、開発組織のマネジメントやConnehito Tech Visionの策定や推進を行い、開発組織を率いる。

この記事を書いた人ワタナベアスカ 大学卒業後、2015年に株式会社ジースタイラスに入社し、ITエンジニア採用支援を計100社以上担当。
現在はフリーライターとして就転職や採用関連の記事を中心に執筆している。
趣味は美味しいものを食べることと、奈良散歩。
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